検索

内分泌(甲状腺・副腎)無関係の遺伝性高脂血症/非遺伝性高脂血症       [甲状腺 専門医 橋本病 バセドウ病 動脈硬化 甲状腺エコーの長崎クリニック(大阪)]

動脈硬化:最新・専門の検査/治療/知見      [甲状腺 専門医 動脈硬化の長崎クリニック(大阪)]

甲状腺動脈硬化の長崎クリニック(大阪市東住吉区)でしか行えない検査/治療・当院ホームページでしか得られない情報を満載しています。これらは、院長が最新の海外論文に眼を通して得たもの、院長自身が大阪市立大学で行った研究を元にしています。

甲状腺・動脈硬化・内分泌代謝・糖尿病に御用の方は 甲状腺編    動脈硬化編  内分泌代謝(副甲状腺/副腎/下垂体/妊娠・不妊等  糖尿病編 をクリックください

内分泌甲状腺副腎下垂体)の病気が原因の高脂血症

  1. 甲状腺機能低下症による脂肪分解の低下
  2. 副腎皮質ホルモン分泌過剰[クッシング症候群(あるいはクッシング病]による脂肪同化作用
  3. 成人成長ホルモン分泌不全症 による脂質代謝の低下

甲状腺副腎下垂体などの内分泌の病気で、コレステロールが高くなります。しかし、それらホルモンに異常がなければ、内分泌甲状腺副腎・下垂体)無関係の遺伝性高脂血症、または肝臓・腎臓などによる非遺伝性高脂血症が考えられます。

内分泌(甲状腺・副腎・下垂体)無関係の遺伝性高脂血症

Summary

内分泌甲状腺副腎下垂体)無関係の遺伝性高脂血症[家族性高コレステロール血症(家族性高脂血症)]、肝臓・腎臓などによる非遺伝性高脂血症を解説。長崎クリニック(大阪)ですすめる高脂血症薬は、水溶性のプラバスタチン[メバロチン](弱)、ロスバスタチン[クレストール](強)、エゼチミブ[ゼチーア](小腸コレステロールトランスポーター阻害剤)です。

家族性高コレステロール血症(家族性高脂血症)

家族性高コレステロール血症(FH)は常染色体性優性遺伝病です。片親から遺伝する「ヘテロ」は500人に1人です。両親双方から遺伝した重症例を「ホモ」と呼び100万人に1人です。

  1. 家族性高コレステロール血症(FH)の大半は血中から肝臓にコレステロールを取り込むLDL受容体変異により、
  2. LDL受容体リガンドのアポB-100遺伝子変異でも、
  3. LDL受容体を分解するPCSK9活性化変異でLDL受容体が減少し
家族性高コレステロール血症

血中LDLコレステロール(動脈硬化をおこす悪玉コレステロール)が上昇します。

家族性高コレステロール血症(FH)ヘテロ接合体の

  1. 血清総コレステロール値の平均は、320~350 mg/dl
  2. LDLコレステロールは248mg/dL(男性296名、女性345名、平均年齢51歳)

と報告されています。成人(15歳以上)家族性高コレステロール血症(FH)ヘテロ接合体の診断基準では、未治療時のLDLコレステロール180mg/dL以上となっています。

家族性高コレステロール血症(FH)では、皮膚や腱にLDL由来のコレステロールが沈着し、皮膚黄色腫、腱黄色腫を呈します。

  1. 皮膚黄色腫:ダヴィンチのモナリザにも描かれている有名なものですが、正脂血症の患者にも認められ、診断的な価値はありません。
  2. アキレス腱黄色腫
  3. 角膜輪
  4. 全身性動脈硬化症(ホモ接合体では冠動脈だけでなく大動脈弁にも進行、弁上狭窄、弁狭窄)をおこします。

原発性高脂血症

原発性高カイロミクロン血症(家族性リポ蛋白リパーゼ欠損症/アポリポ蛋白CⅡ欠損症など)血清トリグリセリド値が2,000mg/dlを超えると急性膵炎おこします。肝脾臓腫、皮膚に発疹性黄色腫ができます。

原発性高コレステロール血症(家族性高コレステロール血症/家族性複合型高脂血症/特発性高コレステロール血症)家族性複合型高脂血症は100人に1人で最多

家族性Ⅲ型高脂血症:アポリポ蛋白Eの異常のため、リポ蛋白が肝臓のLDL受容体と結合しにくくなります。手掌線状黄色腫。

長崎甲状腺クリニック(大阪)ですすめる高脂血症薬

長崎甲状腺クリニック(大阪)の方針はあくまで食事運動療法による高脂血症の改善です。しかし遺伝的な高脂血症はそれでは改善しないことがあります。

  1. スタチン[HMG-CoA還元酵素阻害薬]:最も有名なコレステロールを下げる薬です。長崎クリニック(大阪)ではプラバスタチン[メバロチン](弱)、ロスバスタチン[クレストール](強)をすすめます。どちらも水溶性なので体に蓄積せず、肝臓のチトクロームP450で代謝されないため他剤との相互作用おこしにくいです。
  2. エゼチミブ(ゼチーア):小腸コレステロールトランスポーター阻害剤で安全性が高いですが、重篤な肝障害のある場合のみエゼチミブとスタチンの併用は禁忌です。

長崎甲状腺クリニック(大阪)ですすめない高脂血症薬

フィブラート:中性脂肪(トリグリセリド)増加がコレステロール増加よりも優位である場合、フィブラートを用います。しかし、中性脂肪(トリグリセリド)はコレステロールに比べ食事運動療法で下がり易いため、長崎甲状腺クリニック(大阪)では、フィブラートをあまり使用しません。

PPARαの活性化により、①アポA-Ⅰ、A-Ⅱの産生増加→HDL増加 ②LPL産生増加、脂肪酸のβ酸化亢進、肝臓でのTG産生減少など→中性脂肪(トリグリセリド)低下がフィブラートの作用です。

内分泌(甲状腺・副腎・下垂体)無関係のこんな病気でも高脂血症(非遺伝性高脂血症)

  1. ネフローゼ症候群:血液中のアルブミン濃度が減少すると、肝臓のアルブミン合成が増大し、ついでに低比重リポ蛋白(LDL)および超低比重リポ蛋白(VLDL)生成も増加。また動脈硬化抑制因子の高比重リポ蛋白(HDL)が尿中へ漏れ出るため、血液中のHDL濃度は減少。

  2. 慢性腎不全では脂質分解の低下により高脂血症が認められます。
  3. 肝臓癌でも理由は不明ですが
  4. グロブリン異常症でも
  5. 高用量のサイアザイド系利尿薬/ループ利尿薬は,トリグリセライド、LDLコレステロールを上昇。

甲状腺関連の上記以外の検査・治療   長崎クリニック(大阪)

広告

長崎クリニック(大阪)は甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)専門医・動脈硬化・内分泌・糖尿病の大阪市東住吉区のクリニック。平野区,住吉区,阿倍野区,住之江区,松原市,堺市,羽曳野市,八尾市,東大阪市も近く。

長崎甲状腺クリニック(大阪)

甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)専門医・動脈硬化・内分泌・糖尿病の長崎クリニック(大阪市東住吉区)(近く に平野区、住吉区、阿倍野区、松原市)
長崎甲状腺クリニック(大阪)は甲状腺専門医[橋本病,バセドウ病,甲状腺超音波(エコー)検査等]・動脈硬化・内分泌の大阪市東住吉区のクリニック。平野区,住吉区,阿倍野区,住之江区,松原市,堺市,羽曳野市,八尾市,東大阪市近く

住所

〒546-0014
大阪市東住吉区鷹合2-1-16

アクセス

  • 近鉄「針中野駅」 徒歩2分
  • 地下鉄 谷町線「駒川中野駅」
    徒歩10分
  • 阪神高速14号松原線 「駒川IC」から720m

診療時間電話番号や地図はこちら

ORSコード